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2012 年度 実績報告書

3次元フロアプランの符号化と数理

研究課題

研究課題/領域番号 22500013
研究機関新潟大学

研究代表者

高橋 俊彦  新潟大学, 自然科学系, 准教授 (30212012)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワードフロアプラン / 符号化 / アルゴリズム / レイアウト設計 / VLSI
研究概要

本研究はVLSIの3次元レイアウト設計をその直接の動機とした:チップの高集積化、微細化により、1チップ内に詰め込まれるゲートの数は億単位となり、これまで平面(2次元)上で設計されていたレイアウトも、3次元的に行わなければならないことが認識され始めた。そのため、レイアウト設計アルゴリズムの基盤となる3次元フロアプランの数理を確立することが必要となった。
現在のところ、3次元フロアプランモデルは(i)真の意味での3次元フロアプラン、すなわち回路モジュールを直方体などの立体とみなし、その空間への配置を定めるもの、(ii)多層モデル、すなわち2次元フロアプランを積層して3次元化するものに大別できる。
本年度はそれぞれに対し、成果を発表した。
(i) 3次元フロアプラン:直方体を平面で分割して得られる3次元フロアプランに対する新たな符号化法の提案。
(ii) 2次元フロアプラン:より良い符号化法の提案と列挙アルゴリズム。
なお、成果から2件を国際会議に投稿したが、1件は採択(International Technical Conference on Circuits/Systems,Computers and Communications)、1件は不採択((The International Symposium on Physical Design)であった。後者は3次元フロアプランの符号化の提案であるが、会議のテーマが年々実際的なレイアウト設計を重要視する傾向にあり、理論的な内容が受け入れられにくくなっているように見受けられた。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2013 2012 その他

すべて 学会発表 (4件) 備考 (1件)

  • [学会発表] Baxter Permutationの列挙2013

    • 著者名/発表者名
      清水創介
    • 学会等名
      電子情報通信学会回路とシステム研究会
    • 発表場所
      別府国際コンベンションセンター
    • 年月日
      20130128-20130129
  • [学会発表] 分割面が長方形である直方体分割の表現法2012

    • 著者名/発表者名
      高橋俊彦
    • 学会等名
      電子情報通信学会回路とシステム研究会
    • 発表場所
      高知県立大学
    • 年月日
      20120920-20120921
  • [学会発表] スライス構造型フロアプランの列挙2012

    • 著者名/発表者名
      越前俊一
    • 学会等名
      回路とシステムワークショップ
    • 発表場所
      淡路夢舞台国際会議場
    • 年月日
      20120730-20120731
  • [学会発表] (3n-4)-bit Representation of Rectangular Partitions2012

    • 著者名/発表者名
      Toshihiko Takahashi
    • 学会等名
      International Technical Conference on Circuits/Systems,Computers and Communications
    • 発表場所
      札幌コンベンションセンター
    • 年月日
      20120715-20120718
  • [備考] 高橋研究室:メンバー

    • URL

      http://www.magic.ie.niigata-u.ac.jp/member.html

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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