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2012 年度 実績報告書

サービス指向システムの動的再構成可能な環境に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 22500032
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

高田 眞吾  慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (60273843)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワードサービス指向システム / Mule ESB / QoS
研究概要

サービス指向システムは,すでにネットワーク上に分散して存在するサービスを連係させることにより動作するシステムである.各サービスは多くの場合第三者が開発・管理しているため,アクセス不能状態などにより,サービスをそのまま利用し続けられなくなることがある.このような場合でも,システムを利用し続けることは重要である.本研究では,サービス指向システムが利用しているサービスに,その利用に関わる状態に変化があったとき,サービス指向システムとして利用し続けられるような環境を提案し,構築することを目的とする.
平成24年度は代替サービスの決定手法を再度検討した上で,既存サービスから代替サービスへの動的な切り替えの提案を行った.まず,代替サービスの決定手法について,平成23年度はクラスタリングに基づいた手法を提案したがそれを再検討し,より高速な検索を可能にするため,k-d木を応用した.応用するにあたり,まずService Typeという概念を導入し,サービスを機能ごとに分類した.次に機能ごとにk-d木を作成した.K-d木の各ノードはサービスであり,次元はQoS(Quality of Service)の種類の数である.ノードをK-d木上に配置するとき,ノードのQoS値に着目して木に挿入する.検索時はk-d木上からサービス候補を探す手法を提案した.以上のk-d木を利用した代替サービス決定手法については,シミュレーションを通して,その効果を確認した.
さらに,代替サービス群から,実際に利用するサービスを決定した後,切り替えを動的に行えるような基礎的な枠組みを,オープンソースのMule Enterprise Service Bus (Mule ESB)上で実装した.

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

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公開日: 2014-07-24  

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