研究課題
基盤研究(C)
P2Pトラヒックの増大は、現在のネットワークオペレーションにおける重要な技術課題となっており、ユーザのコスト負担の問題からネットワーク中立性の議論を引き起こしている。本研究は、「P2Pにおいてユーザの公平性を実現するトラヒック制御を実現できないか?」というユーザの公平なコスト負担に向けた重要な技術課題に対し、ネットワークサイドならびにエンドホストサイドの双方から様々なアプローチを試みた。具体的には、多対1すなわち多数のポイントからコンテンツを受信するP2Pの状況においては受信側のみがトータルで使用できるネットワーク資源を把握できることから、受信駆動型トラヒック制御によるP2Pスループットの公平性実現手法を開発するなど、公平性に着目したトラヒック制御手法の開発に取り組んだ。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (16件)
IEICE Transactions on Communications
巻: Vol.E96-B, No.1, ページ: 99-107
DOI: 10.1587/transcom.E96.B.99