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2011 年度 実績報告書

触知覚・運動モデルに基づく触覚通信の品質向上

研究課題

研究課題/領域番号 22500095
研究機関放送大学

研究代表者

大西 仁  放送大学, ICT活用・遠隔教育センター, 准教授 (40280549)

研究分担者 望月 要  帝京大学, 文学部, 教授 (80280543)
キーワード触覚 / 知覚 / 心理物理 / 定量モデル / 体感品質 / 触覚通信 / QoS制御
研究概要

(1)弾性,粘性,慣性といった機械インピーダンスの定性的な感じ分けを説明、予測するモデルを構築した.構築したモデルは,反力のダイナミクスを自己組織化学習し,熟練による感覚の鋭敏化や錯覚の説明・予測を目指している.今年度は,定性的な感じ分けの説明・予測と同時にインピーダンスの定量的な予測を行うようにモデルを拡張し,その動作確認を行った.(2)ヒトにおける弾性の知覚を定量的に予測するモデルを14種類構築し,それらの予測性能を比較した.
これらの成果は,通信ネットワークのエラーや遅延により触覚装置の出力が乱れた時の,ユーザの知覚の変化を予測し,操作性低下を補償することへの応用を目指している.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

知覚モデルについてはおおむね順調に進展している.一方,運動モデルについては知覚モデルに時間をとられ実験があまり進まなかった.

今後の研究の推進方策

知覚モデルの洗練化,体感品質向上のための知覚補償法の検討を行う.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 機械インピーダンスの触運動知覚特性2011

    • 著者名/発表者名
      大西 仁・望月 要
    • 学会等名
      電子情報通信学会ヒューマン情報処理研究会
    • 発表場所
      富山国際会議場
    • 年月日
      2011-07-24
  • [学会発表] 機械的性質の触運動知覚モデル(3)2011

    • 著者名/発表者名
      大西 仁・望月 要
    • 学会等名
      電子情報通信学会コミュニケーションクオリティ研究会
    • 発表場所
      小樽市民会館
    • 年月日
      2011-07-14

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公開日: 2013-06-26  

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