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2010 年度 実績報告書

エンタテイナーとファンの間の情報アウェアネスの向上とその効果

研究課題

研究課題/領域番号 22500109
研究機関香川大学

研究代表者

垂水 浩幸  香川大学, 工学部, 教授 (80293900)

キーワードグループウェア / コミュニティ / アウェアネス / ユーザインタフェース / 情報システム
研究概要

本研究は、スポーツや音楽等の実演者(エンタテイナー)の実演中における、ファン(オーディエンス)の集団との間のコミュニケーション(アウェアネス)を質・量ともに増大させるデバイスやシステムについて検討、設計、検証することを目的としている。平成22年度の実施計画では、ニーズ分析、効果的な試作評価の場の検討、システム試作と成果発表を実施することとなっていた。
1.ニーズ分析:地域スポーツの団体に対して働きかけ、野球(香川オリーブガイナーズ)、サッカー(カマタマーレ讃岐)、アイスホッケー(香川アイスフェローズ)の現場視察と関係者からの意見聴取を実施した。特に現場の選手の実戦時の心理、会場のファンの状況、関係者の考え方を重視した。
2.試作評価の場の検討:1の結果、選手および関係者の理解度、チームのビジネスモデル、スポーツの特性等から平成23年度はインターネット中継に積極的なアイスホッケーを実証の場とすることが最適と判断した。また、インターネット中継を行いつつ会場内および遠隔からのファンの反応をどうプレイヤーにフィードバックするかに重点をおいて検討をすすめていくこととした。
3.システム試作:ニーズ分析フェーズにおいて夏から秋のスポーツである野球、サッカーではなく冬期スポーツのアイスホッケーにまで時期がずれこんでしまったため、試作が遅れ完結には至っていないが、ホッケー場のフェンス等に設置するセンサとそれを処理するソフトウェアの開発を開始している。また、試作は外注ではなく学生による内製とすることにし、費用を設備・部品に重点投資することにした。
4.成果発表:研究方針について二度の口頭発表を行った。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 その他

すべて 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [学会発表] エンタテイナーとファンの間のアウェアネス強化についての検討2010

    • 著者名/発表者名
      垂水浩幸
    • 学会等名
      エンタテインメントコンピューティング2010シンポジウム
    • 発表場所
      京都工芸繊維大学(京都府)
    • 年月日
      2010-10-23
  • [学会発表] スポーツ選手とファンとの間のアウェアネス拡張の試み2010

    • 著者名/発表者名
      垂水浩幸
    • 学会等名
      平成22年度電気関係学会四国支部連合大会
    • 発表場所
      愛媛大学(愛媛県)
    • 年月日
      2010-09-25
  • [備考]

    • URL

      http://www.eng.kagawa-u.ac.jp/~tarumi/research/live/live-interaction.html

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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