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2012 年度 実績報告書

映像想起とそのスケッチ表現メカニズムを利用した未整理映像の検索方式

研究課題

研究課題/領域番号 22500111
研究機関熊本大学

研究代表者

戸田 真志  熊本大学, 総合情報基盤センター, 教授 (40336417)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワードスケッチ映像検索 / パーソナル映像 / 心象画 / デモシステム
研究概要

平成24年度は、平成22年度、平成23年度にて構築した、スケッチ映像検索システムの基本システム(動き特徴および形状特徴を利用)、背景描画を特徴量として利用するモジュール、テクスチャ特徴量を利用するモジュール、塗りの特徴量を利用するモジュール、スケッチ描画の個人差に対応するための適合性フィードバックの仕組み、のそれぞれの仕組みをひとつに統合し、心象画としての手描きスケッチ画像をクエリとする映像検索システムのプロトタイプを実現した。そして、映像投稿サイトに投稿されているパーソナル映像群をデータベース化し、スケッチ映像検索の試行実験を行い、当該システムの有効性や使い勝手を検証した。本システムでは、まずはじめに既存のキーワード検索などで映像を絞り込んだ後の検索を支援することを目的としているため、実験では、映像のカテゴリとしてはペット、特に犬の映像を主に扱っている。このような実験環境において、キーワード検索では検索順位が低くアクセスすることが困難な映像も、提案システムを利用することで検索結果が上昇し、閲覧可能となることを確認した。なお、本年度は、当該システムをタッチパネルディスプレイを搭載した大型のノート型コンピュータに移植することで、スケッチ描画や検索命令など、ユーザによるすべての操作をタッチ操作で行えるような環境を構築した。これにより、ユーザの操作感を向上させ、効果的で可搬性の高いデモシステムとして昇華させた。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Utilization of Textural Features in Video Retrieval System by Hand-writing Sketch2012

    • 著者名/発表者名
      Hiroki Kobayashi, Masashi Toda
    • 雑誌名

      International Journal of Image, Graphics and Signal Processing (IJIGSP)

      巻: 4(8) ページ: 1-7

    • DOI

      10.5815/ijigsp.2012.08.01

    • 査読あり

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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