研究課題
本年度は,画像の分類性能向上を目的として,特徴量の文脈依存性を利用したシステムを開発した.このために,BoVW 手法において,画像ピラミッドに対応する階層的辞書を構築し,下位の辞書における Visual Words の文脈情報を考慮して,上位の辞書の Visual Words を決定した.実験による定量評価の結果,提案手法の有効性が確認された.これらの研究内容をまとめ,論文として投稿した.また,昨年度の成果である,少数教師による部分教師付き学習に基づく適応的学習手法を利用し,ユーザ毎に異なる画像データベースの傾向や各ユーザの嗜好を反映した「画像関心空間モデル」を適応的に構築した.さらに,構築された「画像関心空間モデル」を利用した,適応的な画像分類・検索システムを構築し,その性能を定量的に評価・検討した.
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems (C)
巻: vol.133, no.12 ページ: 2264-2274
Machine Vision and Applications
巻: vol.24, no.5 ページ: 959-970
IEICE Transactions on Information and Systems
巻: E95-D ページ: 3060-3068
10.1587/transinf.E95.D.3060