研究課題
基盤研究(C)
本プロジェクトは電池駆動のロボットやモバイル端末等に視覚を与えるためのもので、従来のものと比べると演算量で1ケタ以上少なく、かつ、安定性を増すアルゴリズムとして開発できた。視覚を与えるにはカメラからの映像から安定した物体の形(以降シルエット)を抽出する必要がある。このためには動くものを抽出する前景分離に対して画像強調と影除去法が必要である。画像強調では従来の目の反応を画像の一般的性質を用いた近似解とすることで演算量削減を実現した。また、影除去では従来の概念と異なる空間スペクトルを用いた除去法を提案し目標を下回る演算量で実現した。この結果として得られたシルエットで歩容解析も行い、好ましい結果が得られた。また、前景分離LSIをFPGAにより150mW、ASIC設計で30mWの消費電力で実現できることを示した。
すべて 2013 2012 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (10件) 備考 (1件)
IEICE Trans. Fund
巻: Vol. E96-A, No.3 ページ: 667-674
IEICE Trans. Fund.
巻: Vol. E93-A, No. 5 ページ: 958-965