注目領域を考慮した動画像符号化向け画面アスペクト比変換処理の研究

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 22500166
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 知覚情報処理・知能ロボティクス
• 研究機関: 千葉工業大学
• 研究代表者: 八島 由幸 千葉工業大学, 情報科学部, 教授 (60550689)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• キーワード: 画像処理 / 画像符号化 / 非線形縮小 / 画像通信

研究概要

テレビ,パソコン,タブレット端末,スマートフォンなど映像視聴端末の画面アスペクト比が多様化している.本研究では,様々な表示環境を持つ映像端末に対して効果的に画像を提供できる技術を開発した.本技術を使うことにより,画像の中から人間が注目する領域を自動検出し.顕著領域の大きさをできるだけ維持したまま画面の縦横比のみを変更することができる.本手法は,長時間動画像の効率的なブラウジングにも応用でき,定められた時間内にビデオ内の重要箇所だけを視聴することも可能になる.

研究成果

• [雑誌論文] Content-aware non-linear video resizing based on motion saliency (2013)
  • 著者名/発表者名: 八島由幸
  • 雑誌名: 2013年度千葉工業大学プロジェクト研究年報 巻: Vol.10 ページ: 145-146
• [雑誌論文] 注目領域を考慮した動画像符号化向け画面アスペクト比変換処理の研究 (2012)
  • 著者名/発表者名: 八島由幸
  • 雑誌名: 2012年度千葉工業大学プロジェクト研究年報 巻: Vol.9 ページ: 141-142
• [雑誌論文] 注目領域を考慮した動画像符号化向け画面アスペクト比変換処理の研究 (2011)
  • 著者名/発表者名: 八島由幸
  • 雑誌名: 2011年度千葉工業大学プロジェクト研究年報 巻: Vol.8 ページ: 145-146
• [学会発表] 背景スプライトを用いた動画像の非線形リサイズ手法の一検討 (2013)
  • 著者名/発表者名: 白鳥晃啓,八島由幸
  • 学会等名: 電子情報通信学会画像工学研究会
  • 発表場所: 福岡工業大学(福岡県)
  • 年月日: 2013-03-11
• [学会発表] Viewing Aspect Ratio Scalable Image Coding using Adaptive Seam Transmission (2013)
  • 著者名/発表者名: N.Hirano, Y.Yashima, M.Takagi, H.Fujii and A.Shimizu
  • 学会等名: 2013 International Workshop on Advanced Image Technology
  • 発表場所: 名古屋大学(愛知県)
  • 年月日: 2013-01-07
• [学会発表] 高速Ribbon Carving を用いた動画像時間軸圧縮に関する一検討 (2011)
  • 著者名/発表者名: 平野那由他,八島由幸
  • 学会等名: 電子情報通信学会画像工学研究会
  • 発表場所: 北海道大学(北海道)
  • 年月日: 2011-02-22
• [学会発表] A Fast Ribbon Carving Method for Video Condensation (2010)
  • 著者名/発表者名: N.Hirano, Y.Yashima
  • 学会等名: Workshop on Picture Coding and Image Processing (in IEEE PCS 2010)
  • 発表場所: ウィンクあいち(愛知県)
  • 年月日: 2010-12-07
• [備考] 非線形リサイズ結果については以下のWebページに動画像として掲載している.
  • URL: http://www.vpc.net.it-chiba.ac.jp/research-v2.html