研究概要 |
本研究では,心身を活性化させる認知プロセスもつ知的な機能空間研究を,下記のa)認知に関するオントロジー,b)日常ログ収集、c)人センシングの高度化の各研究を発展させ,(1)見守りロボット(2)日常ログ可視化スマートフォン(3)知的車椅子ロボットの機能群として具現化することが目的である 平成22年度は,c)人センシングの高度化のためのセンシング設備を,既存のインテリジェントルームに設置し,見守りロボットのアクティブセンシングを開発と人の動作認識の高度化を実施した。その成果として雑誌論文に1件採録が決定し,行動監視システムについて,1件の特許申請を行った.また,連携研究者:首都大学東京・山下利之教授,研究協力者:藤本泰成研究員らと高精度なストレス検出のため、加速度脈波からの時系列解析の手法とその心理学実験を進め,成果として,人の脈波からのストレス把握手法を確立し,特許申請を行った さらに,a)認知に関するオントロジー研究の試作を実施するとともに,b)日常ログの研究において,AR・VRを用いた情報可視化に関して,海外研究協力者:Dr. Chen, Lieu-Hen (National Chi Nan University)と試作を進めた.この成果に基づき,情報提示システムに関する特許申請を1件行った.日常の車椅子ロボットについて,連携研究者:新田収教授の知見を共有し,知的車椅子ロボットの試作を行い,成果として,雑誌論文に1件掲載された
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