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2012 年度 実績報告書

感性商品開発のための感性情報提供システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22500189
研究機関東京電機大学

研究代表者

柏崎 尚也  東京電機大学, 理工学部, 教授 (60204385)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード感性工学 / 感性情報学 / 感性パラメータ法
研究概要

サーバ上で標準化されたデータから(1)オブジェクトの感性評価を(2)評価者のタイプを考慮して行い,さらに(3)関連異種オブジェクトの感性評価との関連づけを行った。商品開発には,流行などの社会的な動向も無視できず,上記(1)~(3)の評価関連づけから,商品開発に有用な感性情報の提供に必要な事項を抽出し,感性評価の関連を明らかにするためのアーキテクチャを確立した。
本研究では,感性パラメータによって収集された大量データに対して上記手法を混在併用することによって,新たに時間経過による変動や,評価者の嗜好タイプを考慮した感性情報提供ができるシステムの開発を目指し,解決の方向を明らかにすることができた。
提供すべき商品開発に有用な感性情報の提示方法も重要である。感性パラメータ法は,非言語系の数値解析であるため,分析結果が言語表現ではない。また,得られる解析結果は明確な境界を持たないので,結果の呈示にはなんらかの工夫が必要である。数値,言語への変換以外に,実体(色や香りそのもの)を含めて解析結果の呈示方法の開発をおこない,色彩の組み合わせで提示する方法を提案した。本研究によって,商品開発に感性情報を加味することが容易になると予想される。これによって,商品が対象となる消費者にとってより魅力的になる。調査の範囲を国際的にすることで,きめ細かな日本的センスを活かし,外貨獲得のための国際的な商品開発も活発化することが期待できる。
上記の,実験を行うためにモバイル通信端末とサーバシステムを構築し,さらに実験付近に置くためのサブサーバシステムを作成し導入した。このことによって,インターネット接続が難しい場所における調査研究も可能になった。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 描画法の違いによる周囲光の影響について

    • 著者名/発表者名
      野田頭 英里,柏崎尚也
    • 学会等名
      第14回日本感性工学会大会
    • 発表場所
      東京電機大学
  • [学会発表] 写真共有サイトにおけるメタデータを用いた写真提示

    • 著者名/発表者名
      阿部 裕磨,柏崎尚也
    • 学会等名
      第14回日本感性工学会大会
    • 発表場所
      東京電機大学
  • [学会発表] 「いらいら」の体感に関する研究

    • 著者名/発表者名
      片岡一郎太,柏崎尚也
    • 学会等名
      第14回日本感性工学会大会
    • 発表場所
      東京電機大学

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公開日: 2014-07-24  

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