• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2012 年度 実績報告書

情報環境の変化に適切に対応する目録規則の在り方に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 22500223
研究機関帝塚山学院大学

研究代表者

渡邊 隆弘  帝塚山学院大学, 人間科学部, 准教授 (80441096)

研究分担者 田窪 直規  近畿大学, 短期大学部, 教授 (40206925)
松井 純子  大阪芸術大学, 芸術学部, 准教授 (80189373)
吉田 暁史  大手前大学, 総合文化学部, 教授 (10200990)
研谷 紀夫  関西大学, 総合情報学部, 准教授 (00466830)
和中 幹雄  大阪学院大学, 国際学部, 教授 (40614558)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード目録規則 / メタデータ規則 / 典拠コントロール / FRBR / RDA / 日本目録規則 / ISBD
研究概要

本研究は、目録規則(図書館界のメタデータ規則)を情報環境の進展によって顕在化した諸要求を踏まえて捉え直し、今後の在り方を理論的・実践的の両側面から明らかにすることを目的としている。本年度は、2つのサブ課題を設定し、周辺の事項も含めて10回の研究会を開催した。研究会はいずれも一般公開とし、参加者で討議を行った(概要記録・配布資料等はウェブで公開)。
1.「目録規則の構造に関する調査・分析」:英語圏の新目録規則「RDA」について引き続き検討した。研究会「アーカイブズの典拠レコード標準とRDAの比較」(7月)、「典拠形アクセスポイントの諸相」(12月)を開催し、また研究分担者(和中)が複数の論文を発表した。一方、ISBD(国際標準書誌記述)についても研究した。研究会「ISBDの現在・過去・未来」(5月)、「ISBD統合版の研究」(1月)を開催し、また研究分担者(松井)が口頭発表を行った。
2.「日本目録規則の検討・分析」:抜本改訂の途上にある日本目録規則について、引き続き検討した。研究会「新しい日本目録規則へ」(2月)を開催し、また研究分担者(和中)が書誌コントロールの戦後体制について論文を発表した。加えて、国立国会図書館や大学図書館の目録の動向についても研究会を開催した。
3.その他:目録規則にも関わる基礎理論研究として「索引の構造」、目録データにも用いられる国立国会図書館の「DC-NDL」、アーカイブ資料管理等についても研究会を開催した。
最終年度であることから、年度後半は本研究の全体をとりまとめ、3月に『情報環境の変化に適切に対応する目録規則の在り方に関する研究 研究成果報告書』(286p)を発行した。報告書は、研究概要、公開研究会記録、国際研究会「東アジアの目録規則」(22年度)詳細記録、「図書館目録をめぐる動向:2007~2012」、それに3年間の外部成果発表再録から成る。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (9件)

すべて 2013 2012 その他

すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] Trends in digital cultural heritage in Japan, 1980-20122013

    • 著者名/発表者名
      TOGIYA, Norio.
    • 雑誌名

      Art Libraries Journal

      巻: 38(2) ページ: 11-16

  • [雑誌論文] RDAをめぐる最新状況と目録法の課題整理2012

    • 著者名/発表者名
      和中幹雄
    • 雑誌名

      TP&Dフォーラムシリーズ

      巻: 21 ページ: 11-23

  • [雑誌論文] 書誌コントロールの新たなフレームワークに向けた課題整理2012

    • 著者名/発表者名
      和中幹雄
    • 雑誌名

      図書館界

      巻: 64(2) ページ: 122-132

  • [雑誌論文] 書誌コントロールの戦後体制に関する覚書2012

    • 著者名/発表者名
      和中幹雄
    • 雑誌名

      資料組織化研究-e

      巻: 62 ページ: 11-23

  • [雑誌論文] 「決定をRDA刊行後に持ち越した課題」から見るRDAの方向性(2) RDA本格導入直前の改訂作業について(その1)2012

    • 著者名/発表者名
      和中幹雄
    • 雑誌名

      資料組織化研究-e

      巻: 63号 ページ: 11-31

    • 査読あり
  • [学会発表] アーカイブズの電子情報化とその課題

    • 著者名/発表者名
      研谷紀夫
    • 学会等名
      全国歴史資料保存利用機関連絡協議会第38回全国(広島)大会
    • 発表場所
      広島県民文化センター
  • [学会発表] 「電子研究図誌」としての電子書籍の可能性

    • 著者名/発表者名
      研谷紀夫
    • 学会等名
      アート・ドキュメンテーション学会第5回秋季研究会
    • 発表場所
      印刷博物館
  • [学会発表] ISBD統合版の研究:改訂内容の検討とその意義

    • 著者名/発表者名
      松井純子
    • 学会等名
      第54回日本図書館研究会研究大会
    • 発表場所
      同志社大学
  • [備考] 「情報環境の変化に適切に対応する目録規則の在り方に関する研究」

    • URL

      http://www.tezuka-gu.ac.jp/public/libsci/kaken2010.html

URL: 

公開日: 2014-07-24  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi