研究課題/領域番号 |
22500279
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体生命情報学
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研究機関 | 愛知県立大学 (2012) 奈良先端科学技術大学院大学 (2010-2011) |
研究代表者 |
作村 諭一 愛知県立大学, 情報科学部 (50324968)
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連携研究者 |
中村 岳史 東京理科大学, 生命科学研究科 (60362604)
稲垣 直之 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科 (20223216)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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キーワード | システム生物学 / 細胞形態 / 数理生物 / 統計解析 |
研究概要 |
(1)神経細胞の形態の極性形成は、神経突起先端における力学的牽引力によってなされる。共同研究者が観測した実験画像の解析を行い、神経細胞が生成する力を定量化した。その結果、細胞が外部の誘導因子濃度に関する情報を駆動力の大きさに変換していることを世界で初めて示した。関連の解析アルゴリズムについて論文投稿中である。 (2)神経細胞の発達中における不規則現象の意義について、神経極性の定量数理モデルを用いた研究を行った。 神経突起への分子輸送の不規則性が極性形成にとって重要であることが分かった。(3)細胞内の RhoファミリーGタンパク質(Cdc42/Rac1/RhoA)の活性分布データと細胞運動に関する定量数理モデルを構築した。形状の変化量を用いて物理的力を逐次ベイズ法により推定した。
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