研究課題
基盤研究(C)
脳の働きを理解するうえで有効な方法の一つは、行動中の神経細胞集団の活動パターンを観察し、さらに、人為的にそれらの活動を抑制あるいは亢進させた場合の影響を調べることである。神経細胞の活動は、膜電位の変化に伴って生ずる細胞内カルシウムイオン濃度の増加を検出することによって測定できる。そこで我々は脳が透明なゼブラフィッシュの胚や稚魚を実験動物モデルとして用いて、カルシウムイメージングの手法を用いて神経細胞集団の活動を可視化する方法論の開発と、光遺伝学ツールを適用するための遺伝学的な手法の開発を行った。
すべて 2013 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (8件)
Neurosci Res
巻: 75(1) ページ: 69-75
10.1016/j.neures.2012.08.010. Epub 2012 Oct 5
J Biol Chem
巻: 287(2) ページ: 1080-9
10.1074/jbc.M111.308205. Epub 2011 Nov 10
Communicative & integrative biology
巻: 4 ページ: 566-568
Genetic visualization with an improved GCaMP calcium indicator reveals spatiotemporal activation of the spinal motor neurons in zebrafish
BMC developmental biology 10 105 Oct 2010
巻: 105
doi:10.1186/1471-213X-10-105