研究課題
基盤研究(C)
高次脳機能に深く関わる代謝型グルタミン酸受容体(mGluR)のシグナル伝達機構の全体像を解明するため、特徴的な長いC末細胞内領域の解析を行い、受容体細胞内局在に影響を及ぼす複数の蛋白領域を同定した。さらに、新規に開発した効率の良いスリーハイブリッドシステムを用いて相互作用蛋白のスクリーニングを行い、これまで知られていなかった結合蛋白を複数同定した。これらの蛋白を介したシグナルを解析する事により、中枢神経シナプスにおけるシグナル調節機構の理解が進むと共に、精神神経疾患や自閉症等の新たな創薬のターゲットとなる事が期待される。
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Allergology international
巻: 62 ページ: 99-104
DOI:10.2332/allergolint.12-OA-0450