研究課題
基盤研究(C)
従来の生物学的手法(生体シグナル因子添加や遺伝子導入での制御)ではなく、電子線リソグラフィーを基盤に開発したナノスケールの細胞パターニング基板で培養するだけで、間葉系幹細胞(MSC)を分化誘導する手法を構築した。幅500 nm の微細な溝状パターンで培養したMSC は、パターンに沿って著しく伸展し核の変形も見出された。さらに、ナノ溝パターンの深さを適切に設定すると、MSC の増殖が抑制されると共に骨や神経の分化マーカー遺伝子の発現が顕著に亢進し、分化誘導を達成した。
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Colloids and Surfaces B: Biointerfaces
巻: 99 ページ: 20-26
DOI:10.1016/j.colsurfb.2011.09.027.
Neuroscience Research
巻: (in press)