研究課題
基盤研究(C)
進行肝癌に対する分子標的治療に対する早期の治療効果予測が望まれるが、これまで確立した方法はない。そのため、低侵襲かつ繰り返し経過観察可能であり、時間および空間分解能にも優れた造影超音波を用いた早期治療効果判定法には期待がもたれる。我々は進行肝癌患者の分子標的薬投与前および2週間後に造影超音波検査を施行し、時間輝度曲線解析より、各種パラメータの変化率と治療効果を比較し、急速流入時間(Risetime)の変化率(最高輝度の5%から95%に到達する時間)が最も効果的であることを示した。この急速流入時間変化率が1.23以上となる症例では、3か月後のSD以上の有効性は感度100%、特異度83%と良好であり、生存日数の相関も良好(r=0.882)であることを示した。
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