研究課題
基盤研究(C)
私たち理学療法士が用いる呼吸介助法は、対象者の呼気相に合わせて胸郭運動を徒手的に介助する手法である。今回の研究において、呼吸介助法のリラクセーション効果を検討した。仰臥位で呼吸介助法を実施中、対象者の交感神経活動は安静時とほぼ同様の値をとり、酸素摂取量が減少することを確認した。対照的に深呼吸の場合、交感神経活動は亢進し、酸素摂取量が減少した。呼吸介助法は、手術後など対象者の身体的負荷を避けたい状況下でリラクセーションを促す際に有用と考える。
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