研究課題
基盤研究(C)
物理的刺激の広汎性疼痛抑制効果について検証した。健常ボランティアでは圧,電気,振動,温度刺激などの物理的刺激により遠隔部の痛覚感受性が減弱するとともに心拍変動(HRV)など疼痛関連パラメータに変化がみられたが,慢性痛有訴者では刺激局所の効果に限定された。したがって,物理的刺激により中枢神経系を含む疼痛抑制機序を介する広汎性疼痛抑制効果が誘起されることが示唆されたが,慢性痛有訴者ではそれらの疼痛調節機序に変調をきたしている可能性が示された。
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