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2012 年度 実績報告書

有機EL-HMDを用いたウェアラブル色覚認識支援システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 22500507
研究機関佐賀大学

研究代表者

奥村 浩  佐賀大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (50251195)

研究期間 (年度) 2010-10-20 – 2013-03-31
キーワード色覚異常 / プルキニエシフト / 色覚シミュレータ / 色彩認識支援システム / 視細胞分光特性 / ウェアラブルコンピュータ / 有機ELヘッドマウントディスプレイ
研究概要

本研究では、色覚正常者、色覚異常者いずれにとっても有用な機能を有するウェアラブル色覚支援システムを構築する。このシステムは、有機ELパネルを用いた超軽量ヘッドマウントディスプレイ、カラーCCDカメラ、超小型コンピュータから構成される。本研究は、平成22~24年度の3カ年を研究期間としており、最終年度である平成24年度は、システムの小型・軽量化を最大の課題とするとともに、グラフや地下鉄の路線図の凡例のような、特定色を記憶し、全画面からその特定色を抽出、強調表示する機能を実装を目標として研究を遂行した。
色覚異常状態シミュレータでの改良点は、有機ELヘッドマウントディスプレイとハンドヘルドコンピュータによるシステムの小型・軽量化である。また、色彩認識支援システムでの改良点は、有機ELヘッドマウントディスプレイとハンドヘルドコンピュータによるシステムの小型・軽量化、および、特定色情報の記憶と全画面からの抽出、強調表示機能の実装である。
最終的に完成したシステムは、色覚正常者向けに、さまざまな色覚タイプの視認シミュレーション映像をリアルタイムで表示可能な機能を有するとともに、色覚異常者向けに、色彩情報表示機能や、特定色の抽出・強調表示機能を有する。今後は、この成果をスマートフォンやタブレット端末に実装し、さらに広く社会に貢献できるよう開発を継続する。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Development of a human vision simulation camera and its application (2) - Implementation of specific color perception -2013

    • 著者名/発表者名
      H. Okumura
    • 雑誌名

      Proceedings of SPIE / IS& T Electronic Imaging 2013

      巻: 8651 ページ: 86511E-1-6

    • DOI

      10.1117/12.2002936

    • 査読あり

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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