研究概要 |
本研究では,脚部電気刺激と体重荷重軽減を併用する歩行能力改善用立ち上がり・着座訓練装置を開発するために基礎的な下記の3点について研究成果を得た.(1)立上がり動作のモデル化を行い,立上がり可能動作域の検討と健常者を対象とした幅広い年齢層における立上がり挙動の抽出.(2)体重荷重軽減を行うための補助力制御システムとしてassist-as-needed制御手法を単純押付け動作にて検討,および立上がり動作評価を行うウェアラブルIMUシステムの開発.(3)立上がり補助を実施する脚部電気刺激として大腿直筋,臀筋による刺激手法と電気刺激波形に対する主観的痛みについて検討を行った.
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