研究課題
基盤研究(C)
心とからだの一体化について歴史と実績を持つ 「リズム体操」 を取り上げ、動きの習熟とポジティブ感情との関係について検討を行った。リズム体操が目的とする全身的でリズミカルな動きそのものに快の体験が内在しており、実施後のポジティブ感情の増加につながることが示された。また、リズム体操を継続している者は、動きの質の向上に強く動機づけられており、動きの流動等の身体の使い方の習熟度が向上したときにポジティブな運動感覚的知覚が生起し、ポジティブ感情の変化は習熟度を媒介するというメカニズムを明らかにした。
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