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2011 年度 実績報告書

運動・スポーツが注意機能及び二重課題時の立位バランス・歩行能力に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 22500575
研究機関神戸大学

研究代表者

岡田 修一  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (70152303)

キーワード注意機能 / 認知機能 / 立位バランス能力 / 歩行能力 / 歩行動作
研究概要

3ヵ年にわたって実施される本研究は、高齢者の注意機能と二重課題時の立位バランス能力及び歩行能力との関係について明らかにするとともに、定期的な運動・スポーツが高齢者の注意機能や二重課題時の立位バランス能力と歩行能力に及ぼす影響について検証することを目的とする。
2年目にあたる平成22年度は、運動群30名(運動施設を拠点とした運動・スポーツ実施)と対照群25名を対象に、運動実施前後に注意機能、二重課題時の立位バランス能力と歩行能力を測定を行なう。すなわち、Trail Making Test-A・B 及びMini-Mental State Examination調査、計算時(二重課題時)の開眼・閉眼片足立ち及びTimed Up and Go Test、及び計算(第二課題)時の歩行(第一課題)動作の3次元動作分析を行う計画であったが、運動群の10名の測定が平成23年度となり、分析もすべてが終了できなかった。しかし、分析途中であるものの、運動群にTrail Making Test-A・B時間及び計算時のTimed Up and Go Test時間の短縮、ならびに計算時の歩行速度及び歩幅の増加が認められた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

平成22年度中に運動群30名(運動施設を拠点とした運動・スポーツ実施)と対照群25名を対象に、運動実施前後に注意機能、二重課題時の立位バランス能力と歩行能力の測定、ならびに歩行動作の分析を行なう計画であったが、運動群10名の測定が平成23年度となり分析もすべてが終了できなかった。

今後の研究の推進方策

平成24年度には平成23年度中に終了予定であった運動群の二重課題時の歩行動作分析を終え、運動実施前後の運動群と対照群の注意機能、二重課題時の立位バランス能力と歩行能力を比較検討することによって、定期的な運動・スポーツの実施が高齢者の注意機能や二重課題時の立位バランス・歩行能力に及ぼす影響について詳細に分析・検討を行う。

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公開日: 2014-07-24  

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