研究課題/領域番号 |
22500576
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
山口 泰雄 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (90094531)
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研究分担者 |
伊藤 克広 兵庫県立大学, 経済学部, 准教授 (90405366)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | スポーツ政策 / 国際比較 / スポーツ振興 / 先進国 / 開発途上国 / スポーツ支援事業 / 開発 / 健康増進 |
研究概要 |
本研究の目的は、スポーツ先進国のスポーツ振興政策を比較研究し、開発途上国におけるスポーツ支援のニーズを調査することによって、わが国の開発途上国に対するスポーツ支援モデルを開発することにある。2012年度は、2010年度に現地調査を実施したマレーシアにおけるスポーツ振興政策の成果をまとめ、体育・スポーツ科学に投稿し、査読の結果、掲載が受理された。また、2011年度に現地調査を行ったインドネシアにおけるスポーツ振興政策の成果を兵庫体育・スポーツ科学学会において研究発表を行った。さらに、2012年度は子どものスポーツ振興政策に焦点を当て、インターネットのウェブサイトによる情報収集と先行研究の収集を行い、比較分析を進めた。これらの研究成果は、2012年11月17日に東京で開催されたTAFISA-SSF World Forumにおいて、”Future Strategy for Youth Sport” というタイトルで発表を行った。 途上国調査においては、インドとベトナムにおいて、現地調査を進めた。インドにおいては、生涯スポーツの振興はまだ緒についたばかりで、特に多様な属性と社会的背景をもつ参加者に対して、楽しみながら継続できる指導力をもつ生涯スポーツ指導者の養成が求められている。TAFISAは、現地からの要請を受け、2012年にTAFISA CLC(認定指導者講習会)を実施している。ベトナムにおいては、文化・スポーツ・観光省のスポーツ局を訪ね、スポーツ振興体制、事業等に関するヒアリングを行った。ヒアリングの結果、スポーツ振興に関する国際情報が不足していることを受け、TAFISAとアジア・オセアニア統括団体のASFAA事務局を仲介した。また、スポーツイベントのマネジメント等の専門家や研究者が不足しており、スポーツ科学のニーズが高いことがわかった。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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