研究課題
基盤研究(C)
本研究の成果から、特に標高2000m以上の低酸素環境下における軽度~中等度の運動強度での40分以上の持続的運動は、運動中及び運動後の脂肪燃焼を促進させる効果があることが示唆された。物理的環境条件(酸素濃度や標高)よりも動脈血酸素飽和度で表される生理的な低酸素刺激に対する応答レベルが体脂肪燃焼等に影響を及ぼしていることも明らかとなった。今後は、生体が受ける低酸素刺激の反応に着目して、トレーニング効果の最大化を図るプログラムづくりが課題であるといえる。