研究課題/領域番号 |
22500636
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 滋賀県立大学 |
研究代表者 |
寄本 明 滋賀県立大学, 人間文化学部, 教授 (30132278)
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研究分担者 |
芳田 哲也 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 准教授 (00191601)
南 和広 滋賀県立大学, 人間文化学部, 准教授 (30398812)
新矢 博美 京都女子大学, 発達教育学部, 教授 (70201564)
中井 誠一 京都女子大学, 家政学部, 教授 (90090092)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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キーワード | ヘルスプロモーション |
研究概要 |
本研究は生活習慣病、 メタボリックシンドロームや要介護状態の予防として、ストックを用いたウォーキングやストックを用いた体操の生理的効果を検証した。中年者のノルディックウォーキングはノーマルウォーキング群に比べ、脂肪量の減少、血中脂質の改善、動脈硬化の抑制、有酸素能力の改善が大きく、生活習慣病およびメタボリックシンドローム予防に効果的であった。 高齢者のノルディックウォーキングは骨密度の低下予防, 外肋間筋や横隔膜の呼吸筋力および換気能力の向上、筋力、瞬発力、敏捷性の改善、形態値および血圧値の安定維持が認められた。これらのことから、ストックを用いたウォーキングや体操は要介護状態や転倒の予防として、有効であることが示唆された。さらに地域・施設への定着化のためのプログラムや支援システムの構築を行った。
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