• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2011 年度 実績報告書

園芸療法生理的評価法の開発-臨床現場における患者・支援者のストレス軽減を探る

研究課題

研究課題/領域番号 22500637
研究機関兵庫県立大学

研究代表者

豊田 正博  兵庫県立大学, 大学院・緑環境景観マネジメント研究科, 准教授 (30445051)

キーワード心身の健康 / 園芸療法 / 園芸 / ストレス / クロモグラニンA / アミラーゼ / フラワーアレンジ
研究概要

23年度は、園芸療法の対象者と園芸療法に参加する職員の園芸療法前・中・後におけるストレス軽減効果を調査することが目的であった。
対象は、介護老人保健施設を利用する高齢者、および園芸療法の時間に利用者の支援をする介護職員、作業療法士とした。
課題は、22年度と同様の平易なフラワーアレンジとし、対照課題として、フラワーアレンジで用いる吸水性スポンジに、花の代わり.にピンを刺すことを行った。
調査項目は、唾液中のクロモグラニンA、-コルチゾール濃度、および質問紙STAIによる不安状態である
22年度に得た健常者を対象とした結果と同様に、施設利用者、支援する職員とも、園芸療法の前と途中、あるいは後において、クロモグラニンAの減少、STAI得点め減少(不安状態の軽減)が見られた。
現在、詳細を分析中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

初年の22年度には、.一般成人を被験者として園芸活動前・中・後のストレス軽減を調査し、昨年23年度には、園芸療法の対象となる障がい者、認知症高齢者、認知症高齢者を支援する職員を対象として園芸活動前・中・後のストレス軽?を調査し、データを分析している段階であり、計画通りに進んでいる。

今後の研究の推進方策

本年度は、リハビリテーション病院における園芸療法を行い、園芸活動が、対象者のストレス軽減につながっていることを実証していきたい。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] フラワーアレンジメント作成によるストレス軽減効果の検証2011

    • 著者名/発表者名
      豊田正博・天野玉記
    • 学会等名
      第27回日本ストレス学会
    • 発表場所
      東京国際交流館プラザ平成
    • 年月日
      2011-11-19

URL: 

公開日: 2013-06-26  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi