研究分担者 |
田所 望 獨協医科大学, 医学部, 教授 (20179732)
安藤 千春 獨協医科大学, 医学部, 教授 (80232099)
上川 雄一郎 獨協医科大学, 医学部, 教授 (20049224)
古市 照人 獨協医科大学, 医学部, 教授 (90146176)
熊倉 みつ子 獨協医科大学, 看護学部, 教授 (50341996)
橋本 充代 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助教 (00316580)
高岡 宣子 獨協医科大学, 医学部, 助教 (90310911)
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研究概要 |
医療系大学の医学部及び看護学部の学生を対象に,プロフェッショナリズム育成に関する「行動規範の順守に関する自己評価」と「生活習慣調査」及び「SOC(Sense of Coherence:首尾一貫感覚)調査」を自記式アンケート方式で施行し,追跡した結果,朝食欠食と喫煙習慣が,行動規範の自己評価や学業成績に影響を与える不健康なライフスタイルであることが示唆された.また,心身の健康に関わるSOCの得点が低いと行動規範の自己評価も低下することが分かった.従って,医療系の大学生の健康的なライフスタイルや首尾一貫感覚の向上は,プロフェッショナリズム育成にとって重要であることが明らかとなった.また,プロフェッショナリズム教育は,大学入学当初から在学期間を通じて,常に行われるべきであることも示唆された。プロフェッショナリズム教育と健康教育を合わせて行うことが,今後,医療系大学に求められることになるであろう.
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