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2012 年度 実績報告書

遺伝子多型の生活習慣病罹患リスクと予防への応用に関する14年間の大規模追跡調査

研究課題

研究課題/領域番号 22500657
研究機関千葉大学

研究代表者

渡邉 美幸  千葉大学, 医学(系)研究科(研究院), 技術職員 (70571355)

研究分担者 諏訪園 靖  千葉大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (90302546)
能川 和浩  千葉大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00612194)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード遺伝子多型 / 高血圧 / 高脂血症 / 糖尿病 / 追跡調査
研究概要

本研究では、日本の一般集団約2,600人において、長期大規模追跡コホートを構築し生活習慣関連疾患関連の遺伝子多型として、エストロゲン受容体、セロトニン5-HT2受容体が、生活習慣関連疾患発症に影響を与えているのか、また遺伝子同士の組み合わせによる相互作用を予防医学的に評価することを目的とした。エストロゲン受容体(rs9340799)の多型は、男性では、GG型53人(3.6%)、AA型869人(59.8%)、AG型532人(36.6%)、女性では、GG型39人(3.3%)、AA型645人(54.2%)、AG型507人(42.6%)であった。本年度は測定の終了したエストロゲン受容体(rs2234693、rs9340799)の情報を縦断調査のデータと結合し、高血圧(140/90mmHg以上)、過体重(Body Mass Index 25kg/m2以上)、肥満(BMI 30kg/m2以上)糖尿病(HbA1c6%超)、高脂血症(総コレステロール値240mg/dl以上、HDL40mg/dl未満)、高γ-GTP血症(男60IU/l以上、女30IU/l以上)、高尿酸血症(7mg/dl超)および、メタボリック症候群(血圧130/85以上、BMI25以上、HbA1c5.4%以上、中性脂肪>150超、男性でHDL40未満、女性でHDL50未満に3項目以上該当)の発症について、生活習慣を含めて縦断的に関連性を検討した。rs2234693については、男性の高γ-GTP血症発症に関しCT型はTT型に比し1.4倍リスクが高く、メタボリック症候群発症についてはCC型に比し、男性でTT型が1.9倍、女性でCT型が2.6倍とリスクが高かった。rs9340799については、男性の高血圧発症に関しGG型でAA型に比し2.7倍リスクが高かった。今後他の多型との組み合わせについても検討する予定である。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

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公開日: 2014-07-24  

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