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2012 年度 実績報告書

肥満・脂肪肝発症予防のためのPPAR組織・サブタイプ特異性に関する網羅的解析

研究課題

研究課題/領域番号 22500689
研究機関独立行政法人国立健康・栄養研究所

研究代表者

山崎 聖美  独立行政法人国立健康・栄養研究所, 基礎栄養研究部, 室長 (00218439)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワードリポプロテインリパーゼ
研究概要

マウス肝培養細胞を用いた研究から、肝臓におけるPPARγ2活性化による脂肪蓄積には、PPARγ2遺伝子上流の領域(約4kb)が関与していることがわかった。この部分はマウスの系統によっても違いがみられた。
PPARγ2が活性化されやすいマウスは、脂肪食摂取後に血中脂質濃度が増加した。これらのマウスの各組織のリポプロテインリパーゼ活性について調べた結果、筋肉、白色脂肪組織、褐色脂肪組織、肝臓の全てにおいてコントロールマウスに比べ活性が低かった。リポプロテインリパーゼ活性が低いために脂肪摂取後の血中キロミクロン濃度が高くなっているものと推察された。さらに、リポプロテインリパーゼ遺伝子の塩基配列のうち2箇所が異なっていた。このマウスは、コントロールマウスに比べ、高脂肪食投与によって肥満しやすいことがわかった。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013 2012 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] The ddY mouse: a model of postprandial hypertriglyceridemia in response to dietary fat2012

    • 著者名/発表者名
      Yamazaki T, Kishimoto K, Ezaki O
    • 雑誌名

      J Lipid Res

      巻: 53(10) ページ: 2024-2037

    • DOI

      DOI:10.1194/jlr.M023713

    • 査読あり
  • [学会発表] 魚油と大豆タンパクの体内脂肪蓄積予防機序の違い

    • 著者名/発表者名
      山崎 聖美
    • 学会等名
      第33回日本肥満学会
    • 発表場所
      ホテルグランヴィア京都(京都市)
    • 招待講演
  • [図書] Peroxisome Proliferator-Activated Receptors(PPARs)2013

    • 著者名/発表者名
      Yamazaki T
    • 総ページ数
      343
    • 出版者
      Humana Press

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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