研究課題
基盤研究(C)
界面活性剤が繊維などの基質表面に吸着する際は、親水基を基質側に向け、疎水基を水中に向けたモデルが広く知られている。しかし、このモデルは熱力学的に不安定であり、合理的ではない。本研究では、水晶振動子法、表面張力測定などの手段により、合理的な吸着状態、すなわち基質表面が親水性のものには界面活性剤吸着量は極めて少なく、一方疎水性表面には多層吸着することがわかった。柔軟仕上げ剤の合理的吸着モデルについても、界面活性剤で構成する小胞体がそのまま吸着したつぶれたモデルとして提案した。
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オレオサイエンス
巻: No11, vol.13