研究課題
基盤研究(C)
胎児マウスを包む羊膜内の羊水中に苦味溶液を直接注入する前処理と、母マウスの給水瓶に苦味溶液入れ、母体を介して苦味を経験させる前処理を施したのち、生まれたきたマウスに対し、苦味溶液と水との二瓶選択試験を実施した。その結果、いずれの前処理を施したマウスにおいても、苦味溶液に対する嗜好や忌避減少は認められず、その大きさは未処理マウスのものと同程度であった。このことは、妊娠中の母親の食事が仔の味嗜好(忌避)形成へ影響しにくいことを示している。
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日本味と匂学会誌
巻: 19巻 ページ: 375-378
食品総合研究所研究報告
巻: 76巻 ページ: 9-16