研究課題
基盤研究(C)
慢性肝疾患進展予防は肝炎症を鎮め線維化を抑制することが重要である。本研究では第1にNAFLDモデル動物における実験で高EPA含有油脂食投与はコントロールに比較してNAFLD activity scoreの有意な低下を示し,炎症への影響が示唆された。第2に培養肝星細胞を用いて,レゾルビン等の影響を検討したところ,細胞内コラーゲン量の低下が観察された。したがってオメガ3系脂肪酸由来の脂質メディエータの慢性肝疾患進展予防への影響についてさらなるメカニズムの検討が必要と考えられた。
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