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2012 年度 実績報告書

教員・教員養成を指向した教育情報化能力育成カリキュラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22500802
研究機関東京学芸大学

研究代表者

新藤 茂  東京学芸大学, 教育実践研究支援センター, 教授 (90134767)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード教育の情報化 / 教員養成 / 教員研修 / 情報教育 / ICT活用
研究概要

本研究では,小中高等学校において教員が,教育素材の準備から授業実施,そして,評価までを含めた教育過程や校務にICTを活用することや,担当する授業において情報活用能力の教育を組み込んで実施する能力(以下,教育情報化能力と呼ぶ)を明らかにしてきた.そして,すべての現職教員にその能力を身につけてもらうための教員研修カリキュラムと,教員養成段階で育むための教員養成カリキュラムを開発してきた.また,教育の情報化を先導する教員を養成するためのカリキュラムも合わせて開発してきた.
24年度は,調査研究として,23年度に引き続き,文科省主導で行われている教育の情報化に関するチェックリストの項目について,現職教員がどのような意識を持っているかを調べ,その分析を行った.また,実践研究として,23年度に引き続き,教育現場にICT機器を導入したときの教員の変化を記録する実践研究を行い,その分析を行った.
代表者と協力者が所属する大学でのカリキュラム研究としては,22年度から引き続き,学部1年生全員が必修となる科目「情報」を,学士レベルとしての情報活用能力を教えるための新しい内容で実施した.また,教員養成課程の1年生全員が必修となる科目「教科と情報」で,教育の情報化の基本事項を周知する試みについては,正式なカリキュラムとして実施を行った.加えて,教育の情報化を先導する教員を養成するカリキュラムの実施を3年次まで開始した.加えて,これまでの検討から,教育実習でICT活用実践を経験させることが重要との認識に至り,3年次の教育実習でこの取組を実施した.これら開発と実践を進めてきたカリキュラムについては,その評価事項を元に,26年度から実施予定の新カリキュラムとして改訂を行う予定である.

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 教員に対する3観点ICT活用調査から得られる観点間及び項目間の類似・順序関係2013

    • 著者名/発表者名
      新藤茂
    • 雑誌名

      教育実践研究支援センター紀要

      巻: vol.9 ページ: 45-53

  • [雑誌論文] 東京学芸大学における教育の情報化に対応した教育実習の取り組み2013

    • 著者名/発表者名
      坂東宏和
    • 雑誌名

      情報処理学会研究報告

      巻: Vol.2013-CE-119, No.11 ページ: 1-5

  • [学会発表] iPad を用いた授業における教員のICT 活用への意識向上に関する研究2012

    • 著者名/発表者名
      相場奨太
    • 学会等名
      日本教育工学会 第28回全国大会
    • 発表場所
      長崎大学(日本・長崎)
    • 年月日
      20120915-20120917

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公開日: 2014-07-24  

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