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2010 年度 実績報告書

事象の変化とグラフをつなげる表現力を育成する教材の有効性に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 22500812
研究機関鳴門教育大学

研究代表者

佐伯 昭彦  鳴門教育大学, 大学院・学校教育研究科, 准教授 (60167418)

研究分担者 土田 理  鹿児島大学, 教育学部, 教授 (10217325)
中谷 亮子  金沢工業高等専門学校, 一般教科, 准教授 (30280382)
キーワード数学教育 / 教育工学 / グラフ / 表現力 / 協調学習
研究概要

本研究の目的は,自然現象の場面における数量の関係を総括的にとらえ表現する能力に焦点を絞り,(1)現象の変化をグラフに表す能力と(2)グラフから現象の変化を読み取り表現する能力つまり,事象の変化とグラフをつなげる表現力を育成する教材開発とその教育的効果を実証的に明らかにすることである.
平成22年度の研究では,申請者らが平成21年9月15日に岡山県立備前緑陽高等学校で実施した研究授業を分析した.その結果,生徒たちが表現したジェスチャーを繰り返し観察することができない制約,さらに,生徒が記述した文章が映像では見づらい原因により,協調学習がスムーズに行えない課題が見られた.このため,コンピュータの画面上にリアルタイムの映像に加えて,ジェスチャー映像が繰り返し観察できる再生機能と,生徒が作成した文章(テキスト)を送ることができる機能を備えた学習環境をiPad型タブレットPCで開発することを検討した.この伝えあう学習環境を平成23年度内に構築する予定である.さらに,平成23年度は,上記で述べたようにiPad型タブレットPC環境下で教材が活用できるように教材の一部の改良を行う.さらに,申請者らがこれまでに開発してきたハンドヘルド・テクノロジーを活用した数学と物理との総合学習の教材についても小・中学校で活用できるように改良する.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] グラフ発見学習における小学校児童の実データ解釈と判断の事例2010

    • 著者名/発表者名
      土田理,宮崎幸樹,佐伯昭彦,氏家亮子,末廣聡
    • 学会等名
      平成22年度第2回日本科学教育学会研究会
    • 発表場所
      熊本大学
    • 年月日
      2010-12-04

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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