研究概要 |
a.実験装置の企画設計と製作 すでに行ってきたアンケート調査の結果をもとに実験装置の題目、企画設計、製作を行った。複数の大分県下中学校・高等学校を対象に行ってきた実験の実施の現状と実施困難な実験題目の調査に基づき、遠隔実験によって効果の期待できる実験を抽出した。 すでに作成してきた実験装置の実績によって、 1.かなり細かい部分も観察できるビデオカメラ画像 2.遠隔操作可能な入力4ポート、出力4ポートの組み合わせか、入出力16ポートのパラレルインターフェースの組み合わせを用意できることから、この2点の特徴を生かし、かつ遠隔操作だけで繰り返し実験ができる装置を作成する。 「固体の融点測定装置」を製作した。試料金属は低融点金属(融点137度)を使用し,半田ごてのヒータを熱源として,電源のON,OFF,ビデオカメラの向き,ズームの制御を行い,熱電対を温度計として,温度を表示させて温度変化を映像から測定,記録するシステムとした。テスターが電池を電源としていることから,これをAC電源から取れるようにして,この電源も制御する改良を計画中。
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