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2012 年度 実績報告書

情報の科学的な理解を育成する教育手法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 22500828
研究機関大阪電気通信大学

研究代表者

兼宗 進  大阪電気通信大学, 医療福祉工学部, 教授 (00377045)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード情報教育 / 情報科学教育 / アンプラグド
研究概要

本研究では、初等中等教育における情報教育の中で、情報の科学的な理解を効果的に扱うための教育手法であるコンピュータ・サイエンス・アンプラグド(以下、CSアンプラグド)の本質を解明し、新学習指導要領における中学校「技術・家庭」および高等学校「情報」の授業で活用することが可能な改良と独自の教材開発を行うことを目的としている。
初年度である平成22年度には、主に「CSアンプラグドが情報の科学的理解の教育に効果がある理由の分析」を行い、得られた仮説を「新学習指導要領の内容との対応分析および授業での評価実験」において検証した。平成23年度は、CSアンプラグドに含まれる12個の学習により、学習者がどのような情報の科学的な内容を理解していくかというモデルを活用し、高等学校と中学校の新学習指導要領に適した教材の改良と、新しい学習教材を開発した。
本年度は、前年度までに開発した教材を高等学校や中学校などで利用し、評価を行った。
教材開発は、CSアンプラグドの考案者であるカンタベリー大学のTim Bell博士のほかに、初等中等教育向けの情報科学コンテスト(Bebrasコンテスト)を行っている欧州の研究グループと連携し、リトアニアで意見交換を行った。
実験授業は、高校で実施し、成果を論文としてまとめ公開した。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] CSアンプラグドのアルゴリズム学習における教具による理解度の影響2013

    • 著者名/発表者名
      間辺広樹
    • 雑誌名

      情報処理学会論文誌

      巻: Vol.54, No.1 ページ: 14, 23

    • 査読あり
  • [学会発表] Why is programming difficult? Proposal for learning programming in “small steps” and a prototype tool for detecting “gaps”2013

    • 著者名/発表者名
      Yayoi Hofuku
    • 学会等名
      ISSEP2013
    • 発表場所
      Oldenburg(Germany)
    • 年月日
      20130226-20130302

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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