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2012 年度 実績報告書

科学才能教育:学校・家庭・地域が協働して個性を伸ばす才能伸張教育モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 22500857
研究機関愛媛大学

研究代表者

隅田 学  愛媛大学, 教育学部, 准教授 (50315347)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2014-03-31
キーワード才能教育 / 科学教育カリキュラム
研究概要

才能のある児童生徒の個性・能力を伸長するための、特別な科学学習支援のニーズが注目されている。本申請研究では、小学校段階を中心として、学校・家庭・地域がそれぞれの特性や役割を明確にしながら協働する科学才能教育モデルを具体的かつ実証的に開発し、提案する。①学校・家庭・地域における子どもの発達の過程に応じた科学才能スタイルのモデル化と教育ニーズの解明、②教材・指導法・評価を含めて、粒子・エネルギー・生命・地球分野におけるスタンダード・ベースな科学才能教育プログラムの開発、③開発した科学才能教育プログラムの実践と科学才能教育プロトタイプの提案を行うことが具体的な目標である。平成24年度は、過去2年間に開発・実践された科学才能教育プログラムの有効性や妥当性を詳細に分析・検討し、改善を行った。同時に、プログラムの一部や成果を積極的に公表した。これまでに開発・実践された、エネルギー・粒子・生命・地球領域のスタンダード・ベースな科学才能教育プログラムの有効性や問題点を詳細に検討すると共に、学校・家庭・地域が協働する科学才能教育実践の予備的モデル化を行うと共に、内容領域の特性に応じて、タブレット機器の利用可能性についても検討を行った。研究成果は海外の関連学術雑誌や関係諸機関において公表すると共に,実践内容や研究成果をホーム-ページ等を通じて公表した。本実践研究の成果に対して,平成24年度野依科学奨励賞を受賞した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初の具体的計画内容はおおむね順調に進展している。

今後の研究の推進方策

プログラムの開発,予備実践の分析が順調に進んでおり,関連資料も増えている。本年度は過去3年間に開発されたプログラムの妥当性や有効性を分析・検討し,本格実践を行う。そして,成果を国内外に積極的に発信する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Emerging Trends in Japan in Education of the Gifted: A Focus on Science Education2013

    • 著者名/発表者名
      Manabu Sumida
    • 雑誌名

      Journal for the Education of the Gifted

      巻: 印刷中 ページ: 印刷中

    • 査読あり

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公開日: 2014-07-24  

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