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2012 年度 実績報告書

裸眼立体映像を用いたリアル感のあるVR環境の構築と実験教育支援システムへの応用

研究課題

研究課題/領域番号 22500878
研究機関東京農工大学

研究代表者

竹村 淳  東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (20297617)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード実験教育支援システム / バーチャルリアリティ / 電子回路
研究概要

昨年度までの研究では,電子回路製作を伴う実験教育のための新しい教育支援システムを構築することを目的として,裸眼立体映像と触覚デバイスを組み合せることにより,リアル感のあるVR環境の構築と実験教育支援システムへの応用に関する研究を行った。一方で,現行の実験教育支援システムで用いられている技術要素は,バーチャル計測器や回路シミュレータのように,コンピュータ上で行うシミュレーションに限定されたものであり,回路製作を伴う実験教育に応用した場合,十分な教育効果が得られるとは言い難い。しかし,これら従来の教育支援ツールと,本研究で構築した準リアリティ環境を組み合せることにより,回路の設計,製作,及び計測といった実験教育に必要な教育内容の全体をカバーする実用的かつ強力な実験教育支援システムを構築することが可能となる。この点を踏まえて平成24年度の研究では,本研究で開発してきた (1) 視覚的リアリティ, (2) 触覚的リアリティ, 及び (3) 多次元実時間信号処理の各技術を発展させる研究を行い,さらにこれらとバーチャル計測器,及び回路シミュレータとを組み合わせた総合的な回路実験教育支援システムを開発する研究を行った。また,本システムは,卓上に複数の機器を配置することにより構成されるため,実験教育の妨げになることが懸念される。この問題に対処するために,各機器の操作性の良さを追求する人間工学的な研究を行い,提案する実験教育支援システムの実用性を向上させることができた。これらの研究成果により,バーチャル・リアリティ(Virtual Reality; VR)環境において,よりリアルな回路実験教育を実現するシステムを構築することができた。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] e-Learning system for experiments involving electronic circuit making and sound signal processing2012

    • 著者名/発表者名
      A. Takemura
    • 雑誌名

      Proceedings of IADIS e-Learning 2012

      巻: CD-ROM ページ: 407-411

    • 査読あり
  • [学会発表] Educational support system for experiments involving construction of sound processing circuits2012

    • 著者名/発表者名
      A. Takemura
    • 学会等名
      IADIS Conference Cognition and Exploratory Learning in Digital Age (CELDA)
    • 発表場所
      Hotel Velada, Madrid, Spain
    • 年月日
      20121019-20121021

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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