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2012 年度 実績報告書

メンタルストレスに着目した高度専門技術者養成プログラムの開発と実践

研究課題

研究課題/領域番号 22500879
研究機関長岡技術科学大学

研究代表者

三宅 仁  長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (10143819)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワードメンタルヘルス / 高度専門的技術者 / 人材養成 / メンタルストレス / 教育プログラム / 教育支援システム / PDA / 行動変容
研究概要

近年、高度専門的な技術を扱う企業現場においては技術者特有のメンタルヘルス問題が発生しており、生産性向上において大きな問題になってきている。人材養成のためには、特に大学では入学初年度から、技術者特有のメンタルストレスに対応した教育プログラムを開発する必要がある。本研究においては、この教育プログラムを開発し実施するための支援システムの開発とその実践を目的とし、基幹システムおよび通信の技術的な準備および教育支援プログラムの開発のため、昨年度に引き続き、(1)本学の初年度入学生のうち、経営情報システム工学課程全員(11名)および工業高等専門学校からの3年編入生12名にPDA(個人情報端末)を持たせた。結果として1年生、2年生、3年生の計35名にPDA端末を持たせた。これにより、経時的な変化を調査可能となった。昨年度と同様、これらのPDAを既存の通信回線で結び、日常の心理状態(メンタルヘルス、メンタルストレス)をリアルタイムに把握した。その結果、対象となった初年度学生は昨年同様、比較的短時間で操作に慣れ、使いこなしができるようになった。すなわち、種々の情報を固定的なパーソナルコンピュータに頼らなくても、瞬時に起動できるPDA端末により、講義はもとより、さまざまな情報収集が可能となった。これにより、学生の勉学意欲・参加意欲は非常に増した。提供する情報も電子書籍形式のものを用意し、配布した。さらには、より詳細な内面的あるいは行動変容の結果などを明確にするプログラムの開発を行った。すなわち、環境からの快不快刺激等の情報共有を行い、ストレス耐性の高い状態を創生するような行動変容を促すプログラム開発を試み、一定の成果を得た。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 学会発表 (3件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 感性語を用いたストレッサー情報共有システムの開発

    • 著者名/発表者名
      小泉 元徳、矢野、匡人、白井 奈穂美、近井 学、三宅 仁
    • 学会等名
      第51回日本生体医工学会大会
    • 発表場所
      福岡国際会議場
  • [学会発表] ストレッサー情報共有システムの評価

    • 著者名/発表者名
      小泉 元徳,白井 奈穂美,伊藤 矢,岡澤 仁也,近井 学,三宅 仁
    • 学会等名
      第32 回日本生体医工学会甲信越支部大会
    • 発表場所
      新潟大学
  • [学会発表] SISS(Stressor Information Sharing System)の開発

    • 著者名/発表者名
      小泉 元徳、白井 奈穂美、伊藤 矢、岡澤 仁也、近井 学、三宅 仁
    • 学会等名
      第32回医療情報学連合大会 (第13回日本医療情報学会学術大会)
    • 発表場所
      メッセ新潟
  • [備考] iPAD使用者用フォーラム

    • URL

      http://melabv.nagaokaut.ac.jp/melabsys/index.php

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公開日: 2014-07-24  

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