研究課題/領域番号 |
22500884
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
小森 優 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (80186824)
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研究分担者 |
来見 良誠 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (70205219)
重歳 憲治 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (70335165)
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キーワード | 分散協調教育システム / 外科手術手技教育 / 腹腔鏡手術シミュレーター / 力覚提示 |
研究概要 |
本研究では、手術に必要な基本手技を学習する簡易シミュレータを複数作成する.一人の指導医がシミュレータ上で正しい手技を行い、その過程をネットワークを介して被訓練医(医学生)が使用するシミュレータ上で同時に提示(再現)するものである.手技の「なぞり」による複数生徒の同時学習効果を検証することが、本研究の目的である。 初年度は、シミュレータの作成を行った。先行研究により構築された試作機を改良することで、目的の動作および学習の検証が可能となるよう再構築を行った。1台を教師用、残り2台を生徒用に割り当てるべく、3台のシミュレータを作成し、さらに改良を続けている。生徒用シミュレータの台数が計画より少なくなったが、本年度後半に予定している予備実験の結果をみて、台数の追加を検討する。本研究の実用面での目的は、臨床実習(ポリクリ)での手技訓練の効率化、省力化であり、生徒用に5~6台のシミュレータが必要である。また、地域医療圏での遠隔訓練の需要もあり、ネットワーク経由での学習効果の検証も行う。 作成中のシミュレータでは、ネットワークを介した動作の連動に「なぞり」だけでなく、操作中の手元映像の配信、単独での手術シミュレーション動作、操作記録機能などを盛り込んでおり、それらの学習に対する効果も検証する。
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