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2012 年度 実績報告書

TA活動支援のための学習者モニタリングシステムの研究開発

研究課題

研究課題/領域番号 22500900
研究機関大阪工業大学

研究代表者

安留 誠吾  大阪工業大学, 情報科学部, 准教授 (50252721)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード学習管理システム / TA活動
研究概要

本研究では、TA(Teaching Assistant)活動に必要な情報を、タイムリーに手元に提供するため次のことがらを行ってきた。1. プログラミング演習の際に、学生が参照するWebページの参照履歴を収集し、参照履歴、自動採点結果などの学習履歴を蓄積する。2. 蓄積された情報に対してマイニングを行い、リアルタイムにTA、教員に指導に必要な情報を提供する。3. 指導履歴を蓄積する。
平成24年度には、指導すべき学生を発見し、複数人のTAに自動的に割り当てる仕組みをモニタリングシステムに組み込み、実際のプログラミング演習にて利用した。TAが指導すべき学生を発見するために必要な時間は減少したが、以下の問題点が明らかになった。
(1) システムは、学習進捗が遅い学生を優先的にTAに割り当てるため、遅刻者を指導すべき学生として常に優先的に割り当てる。遅刻者に対してフォローすることは重要であるが、何らかの配慮、仕組みが必要である。
(2) システムは、指導すべき学生を自動的にTAに割り当てるが、TAは、何を指導すべきかわからない。提供されている情報からシステムが「指導すべき」とした理由を考える必要がある。システムが「指導すべき」に至った理由、及びその指導内容も提示する必要がある。
これらの成果については、国内の学会にて発表を行った。今後、これらの問題点を踏まえて、TA活動の品質向上に向けて、システムを改良していく予定である。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] TA活動支援のためのTA割り当てシステム

    • 著者名/発表者名
      柿森哲也、安留誠吾
    • 学会等名
      教育システム情報学会第37回全国大会
    • 発表場所
      千葉工業大学

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公開日: 2014-07-24  

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