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2010 年度 実績報告書

ウエッブ学習環境における参照履歴の構造化による理解モデルマイニングの研究

研究課題

研究課題/領域番号 22500912
研究機関電気通信大学

研究代表者

渡辺 成良  電気通信大学, 電気通信大学, 名誉教授 (90008532)

研究分担者 織田 健  電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教 (30260540)
キーワードeラーニング / 学習支援 / データマイコング / Web学習 / 理解モデル
研究概要

本研究は、e-ラーニング学習環境で提供されるウエッブページ教材の学習者を対象に、ウエッブ構造マイニング1)により知識抽出を行って学習者の理解モデルを推定する方法を確立し、学習者との相互作用をこれまでよりも多様に行えるようにすることを目的とする。具体的には、1.学習者のページ参照関係をノードとエッジで構成した状態遷移モデルに構造化して、2.学習者の症状(誤理解など)を観察して遺伝子機能推定をはかるノックアウトスタディ2)を適用し、3.参照ページの状態遷移関係からターゲットに選んだページを欠損させる(ノックアウト)ことにより、4.学習者に予想される症状の推定を可能にするような、理解モデルマイニングを提案する。
22年度は1.と2.について研究を進め、ウエッブ学習者の多数の参照履歴の統計処理による状態遷移モデルの分類、ノックアウトとテスト結果を関係付けることによって誤理解のもとになる知識(ページ)の参照関係の抽出を行うため、インパス駆動支援プログラムを完成させた。実際に、150名以上の受講学生データを分析し、成果をGlobal Learn Asia Pacific 2011において発表した。
1)M.Henzinger,"Link Analysis in Web Information Retrieval,"IEEE Bull.of the Tech Committee on Data Engineering,Vol.23,No,3,pp.3-8(2000).
2)松永務,"情報間参照構造に基づく関係性解析による疾患関連遺伝子の探索(データマイニング)",電子情報通信学会論文誌.D-I,情報・システム,I-情報処理J87-D-I(11),pp.991-1000(2004)

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Using Log Data of E-Learners Obtained by Educational Data Mining to Provide Relevant Information to Individual E-Learners2011

    • 著者名/発表者名
      Shigeyoshi Watanabe and Takehiro Nakamura
    • 学会等名
      Global Learn Asia Pacific 2011-Global Conference on Learning and Technology
    • 発表場所
      Melbourne, Australia
    • 年月日
      2011-03-30

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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