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2010 年度 実績報告書

ハンズオン学習を伴うネットワーク技術学習用システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22500921
研究機関神戸大学

研究代表者

大月 一弘  神戸大学, 大学院・国際文化学研究科, 教授 (10185324)

研究分担者 柏木 治美  神戸大学, 国際コミュニケーションセンター, 教授 (60343349)
康 敏  神戸大学, 大学院・国際文化学研究科, 教授 (60290425)
キーワード教育工学 / e-ラーニング / 情報教育 / 高度職業人養成 / ネットワーク技術
研究概要

Hands-on学習を伴うネットワーク技術学習用e-learningシステムの開発を行う。本システムは、(1)実際に利用者の利用しているネットワークを調査しながら学習する、(2)実際のネットワークの状況を学習画面上に図示する、(3)学習者の理解レベルや機器の操作内容、学習したい内容などに応じて表示画面・表示情報を切り替える、という特徴を持つ。
平成22年度は、主に以下の2つにを行った。
・ネットワーク情報自動取得機構の作成
実ネットワークからリアルタイムでネットワーク状況を取得するためのソフトウエアを作成した。学習者が操作しているパソコンから得ることの情報以外に、他の機器(ルータ)が把握している情報も取得するような、遠隔情報収集機能も作成した。ルータからの情報収集にはtelnetコマンドをソフトウエアによって自動化し、ネットワーク情報を取得できるようした。また、収集した情報と情報収集の際に行う一般コマンド(Windowsパソコンの場合、ipconfig,pingなど)との関連性をデータベース化し、様々なネットワーク画面表示に対応した情報を取り出せるようにした。
・ネットワーク図表示機構の作成
学習者の学習内容・学習レベルに応じたて適切なネットワーク図を表示する機構を作成する方法について検討した。表示する様々な図を個別に作成するのではなく、「表示レベル」「学習視点」「学習内容」などといったいくつかの表示パターンに対するパラメータを組み合わせることで、表示するネットワーク図を決定する手法を考案した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 視覚的なネットワーク学習のためのシステム構築方法の検討2011

    • 著者名/発表者名
      孫萩、孫一、柏木治美、大月一弘
    • 学会等名
      情報処理学会研究報告
    • 発表場所
      神戸大学(兵庫県)
    • 年月日
      2011-03-18

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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