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2011 年度 実績報告書

Webビデオアーカイブとモバイル機器の連携による教育実習生の省察支援

研究課題

研究課題/領域番号 22500924
研究機関鳴門教育大学

研究代表者

藤原 伸彦  鳴門教育大学, 大学院・学校教育研究科, 准教授 (60333564)

研究分担者 山田 芳明  鳴門教育大学, 大学院・学校教育研究科, 准教授 (80363175)
木下 光二  鳴門教育大学, 大学院・学校教育研究科, 教授 (40509634)
キーワード教師教育 / 実践省察支援 / Webビデオアーカイブシステム
研究概要

研究代表者により開発されたWebビデオアーカイブシステム(medialinks)とモバイル端末(iPod Touch)を連携させた授業実践支援システムを開発し,鳴門教育大学教職大学院の学部卒業レベルの院生を対象とした授業で運用,その効果を検証することが,本研究開始当初の目的である.
過去2年間,iPodTouchとの連携について検討してきた結果,研究代表者が開発したWebビデオアーカイブシステムを直接的に利用するのではなく,Podcast Producer 2(Apple社製)というシステムを利用したほうがWeb上にアーカイブした映像データとの連携がスムーズであることがわかった.平成23年度は,サーバを設置し,Podcast Producer 2を設定する作業を特に行い,そのシステムを使って撮影した授業映像をWeb上にアーカイブする技術的な方法について模索した.
そもそも,研究代表者が開発してきたWebビデオアーカイブシステムも同様であるが,多量の映像をいかに効率よく素早くコンテンツ化して学生に提供できるかが,非常に重要である.もっとも理想的な状態は模擬授業を終えたすぐその直後からWebコンテンツとして利用できるというものである.Podcast Producerを使うと,効率化が行えるが,そのシステムに適応する形式にデータを変換する前処理のための時間が必要であることがわかった.また,Podcast Producerとmedialinksを連携させる点でも,データ変換に時間がかかることがわかった.それらのデータ変換の手順をいかに効果的に行うかが,システムの現実的な運用にかかせない課題である.平成24年度は,この点について検討する.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

データ変換の手間がかかることについては問題であるが,システム自体は問題なく動作しており,学生への映像の提供も行えている.

今後の研究の推進方策

最終年度である平成24年度は,実際にシステムを運用して,学生がどのように活用するかについて検討する.また,平成23年度課題となった,映像のアーカイブ化をいかに効率的に行うかについても検討する.

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公開日: 2013-06-26  

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