研究課題
平成24年度には,昨年度に引き続き,各支援環境の実装を進め知識の洗練化を行う支援システム実装を行った.さらに,設計・開発した支援システムの試験運用を行うことでデータ,有効性について検証した.また,研究全体を総括し,研究成果報告のために国内外の学会に対して論文投稿・参加を積極的に行なった.システム実装においては,これまで開発した知識外化,プレゼンテー ション・リハーサル,ピアレビュー結果のフィードバックをそれぞれ目的とする各支援系を相互に連携させるよ う統合し,全体として効果的な運用が可能となった.特に知識外化プロセスで生成された PowerPoint などの資料へのレビュアからの指摘を起点として知識外化過程を逆に辿り,指摘の原因となる知識を特定する機能を実現できた.システムの試験運用と評価においては,研究の目的を達成できているか,学習効果,システムの使いやすさなどを評価実験により検証を行った.特に知識の洗練化については,研究代表者の研究室に置ける,卒論・修士論文発表や学会発表のリハーサルのほとんどにおいて開発したシステムを利用して,同一発表者による複数回のプレゼンテーシ ョン・リハーサルの繰り返しによる実験を行うことで十分なデータを収集し,その内容の検討を行うことができた.
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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International Journal of Knowledge and Web Intelligence 2012
巻: Vol.3, No.1 ページ: 45-57
10.1504/IJKWI.2012.048163