研究課題/領域番号 |
22500927
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
西野 和典 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 教授 (70330157)
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研究分担者 |
高橋 参吉 帝塚山学院大学, 人間科学部, 教授 (70100766)
大倉 孝昭 大阪大谷大学, 教育学部, 教授 (50223772)
浅羽 修丈 北九州市立大学, 基盤教育センター, 准教授 (50458105)
大西 淑雅 九州工業大学, 学習教育センター, 講師 (50213806)
山口 真之介 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 助教 (00380733)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 情報科 / 授業評価 / 学習評価 / eラーニング / 学習スタイル |
研究概要 |
(1)情報科教員のリカレント用eラーニング教材の作成と学習スタイルの研究:情報科免許取得のための免許法認定公開講座のeラーニング教材化を継続して行った。H24年度は「情報社会と教育」「教職論」「情報ネットワーク」の3科目について,15回分(1回は90分)のeラーニング教材を作成した。また、eラーニングの受講方法と学習スタイルとの関係に着目し,受講者の学習スタイルに適合したeラーニング科目を推薦するシステムに関する研究を行い,ある程度推薦が可能な方法を開発した。 (2)授業評価システムの開発と情報科教員の授業改善支援:撮影した授業を相互に評価する授業評価システム(H23年度に開発)のインタフェースを改善し、定量的な評価ツールを付加した統合的な授業評価システムを完成させた。授業者が依頼した観点に沿って評価することができるようシステムを改善した。完成した授業評価システムは,学生による模擬授業で利用した結果,有効であることがわかった。 (3)情報科のルーブリックを用いた学習評価システムの開発:高校生を対象とした情報診断システム(作成済)の機能をさらに充実させるために、情報科の学習評価を行うためのルーブリックを作成した。情報診断テストを受検すると,ルーブリックを用いて到達したレベルを知ることができる。H24年度は「情報セキュリティ」と「情報のディジタル表現」の内容に関して学習評価ができるシステムを構築し,試用した結果,有効であることがわかった。 (4)高校の新教育課程で利用する情報科教育用教材開発の準備:H25年度から高校で授業が開始された共通教科情報科の科目「社会と情報」及び「情報の科学」について、検定教科書からキーワードを抽出するとともに,教職課程の学生の協力を得ながら学習指導案付きの授業教材を試作した。 以上の研究を遂行し,論文2篇,国内の研究発表を2回行った。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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