研究分担者 |
三浦 章 熊本県立大学, 総合管理学部, 教授 (10508782)
飯村 伊智郎 熊本県立大学, 総合管理学部, 准教授 (50347697)
上拂 耕生 熊本県立大学, 総合管理学部, 准教授 (40405569)
望月 信幸 熊本県立大学, 総合管理学部, 准教授 (60508787)
河野 洋子 熊本大学, 政策創造研究教育センター, 准教授 (00568719)
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研究概要 |
本年度は,テーラリング手法に関する分析・理解と,リメディアル教育段階における対象学生の特徴把握に関する調査を実施し,システム開発の基礎データを収集した。また,それらのデータをもとにシステム設計の検討を行った。 本年度,本学総合管理学部において,推薦ならびに自己推薦入学試験合格者を対象とした入学前教育を実施した。実施手法としては,プレースメントテストとe-Learningを併用した学習プログラムを提供した。一方すべての入試形態の学生を対象に入学後のプレースメントテストを実施し,先のプレースメントテストの結果と比較検討を行いながら,学習者の特徴把握を実施した。その際,個人のデータに基づいて個人に最適のフィードバックを返すことができるようにするには,できるだけ多くのバリエーションが必要であるので,すべての一年生を対象としたアンケート調査ならびにインタビューを中心とした質的手法を用いた調査も実施した。この結果,初年次学生の学習態度ならびに生活習慣等に関する基礎的なデータを習得することができた。また,それぞれの結果から,学生の傾向をうかがい知ることができた。 先のテーラリング手法に関する調査結果ならびに学習者の特徴把握に関する調査結果をもとに,学習支援システムの設計を検討した。その際,システムの汎用性を前提にした要求定義を行い,柔軟性を持ったデータベース設計を行った。また,システムの形成的評価を実施する際の評価項目について,海外の文献をもとに検討を行った。
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