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2010 年度 実績報告書

インストラクショナルデザインに基づいた教材開発のための授業・教材設計ツールの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22500938
研究機関帝京大学

研究代表者

佐々木 茂  帝京大学, 理工学部, 講師 (70328087)

研究分担者 渡辺 博芳  帝京大学, 理工学部, 准教授 (40240519)
キーワード教育工学 / インストラクショナルデザイン / 教材開発 / eラーニング / 授業・教材設計ツール / 授業アウトライン / コンテンツアウトライン
研究概要

質の高いWeb教材開発には,インストラクショナルデザイン(ID)のモデルに沿って授業全体の構成や流れを設計すると同時に,教材そのもののページ構成や詳細な内容などの設計も必要となる.申請者らは授業の設計を「授業アウトライン」として,教材の設計を「コンテンツアウトライン」として作成する手法を提案し,その手法に沿ってeラーニング授業の設計および教材の開発を行っている.教材の評価・改訂に際し,IDモデルに沿って授業や教材の設計作業を行うことや,2つのアウトラインの編集作業などが煩雑であり,これらの作業をもっと効率的に行えることが求められる.本研究では,申請者らの提案する授業および教材の設計手法に沿った授業および教材設計を支援するツールを開発することを目的としている.平成22年度は,提案する授業設計および教材設計・開発の手法をシステマティックな手順として構成し直し,その手順に沿った授業および教材設計を支援ツール(COEdit)のプロトタイプを作成した.COEditには,2つのアウトラインを共通する項目をリンクして一括して編集する機能や,授業設計から教材開発までのステップごとにインストラクションを提示しながら項目の入力をサポートするウィザード機能を実装した.さらに,COEditを用いて実際の授業のための授業および教材の設計を行った.
これらの成果について,平成22年度は「Proceedings of The 18th International Conference on Computers in Education (ICCE2010)」,「教育システム情報学会第35回全国大会講演論文集」,および「平成22年度ICT活用による教育改善発表会」にて報告した.

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Development of Class and Learning Materials Design Tool based on Instructional Design2010

    • 著者名/発表者名
      Sasaki, S., Watanabe, H.
    • 雑誌名

      Proc.of The 18th International Conference on Computers in Education (ICCE2010) Malaysia

      巻: 1 ページ: 265-269

    • 査読あり
  • [雑誌論文] インストラクショナルデザインに沿った授業および教材設計のための支援ツールの開発2010

    • 著者名/発表者名
      佐々木茂, 渡辺博芳
    • 雑誌名

      教育システム情報学会第35回全国大会講演論文集

      巻: 1 ページ: 97-98

  • [学会発表] インストラクショナルデザインに基づいた教材開発のための授業・教材設計ツールの開発2010

    • 著者名/発表者名
      佐々木茂, 渡辺博芳
    • 学会等名
      平成22年度ICT活用による教育改善発表会
    • 発表場所
      上智大学四谷キャンパス
    • 年月日
      2010-08-07

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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