研究課題/領域番号 |
22500942
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
向後 千春 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (00186610)
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キーワード | 生涯学習 / 通信教育 / eラーニング / 生涯発達 / インタビュー調査 / ライフストーリー / メンタリング / 人生の意味 |
研究概要 |
2011年慶は、以下の3つの領域で研究を進めた。 (1)社会人の通信教育課程の卒業生を対象としたインタビュー調査 (2)eラーニング課程における導入教育(スタディスキル)の実践と評価 (3)タブレット端末上に提示されたeラーニングコンテンツによる学習の実験的検討 以下にそれぞれの進展状況を記述する。 (1)については、卒業生21人のインタビュー(それぞれ2時間程度)がすべて終了し、文字起こしデータを修正グラウンデッドセオリーの方法によって分析を進めた。その中で、入学までの心理的プロセスを取り出して分析した。具体的には、入学を決意するまでに至った背景(自己要因、他者要因)および、入学動機(内的動機、外的動機)、さらには入学までの心理や環境について、概念化し、それらの相互関係についてモデルを作った。これは、日本教育工学会の研究会において発表された。 (2)については、eラーニング課程における導入教育として「スタディスキル科目」を開発し、LMS上で学生に配信した。単位は付与しない任意科目としての配信であった。受講前と受講後において、学習、コミュニケーション、パソコン操作技籠、周りの人の理解に関するアンケート調査を行い、その変化について分析、検討した。これは、日本教育工学会の研究会において発表され、また論文として採択された。 (3)については、将来酌なeラーニングが、パソコン上で学習する形態から、スマートプォンやタブレット端末上で学習する機会が増えることを予見して、タブレット端来におけるeラーニングコンテンツの提示方法を実験的に検討した。これは、日本教育工学会の研究会において発表された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
(1)社会人の通信教育課程の卒業主を対象としたインタビュー調査、(2)eラーニング課程における導入教育(スタディスキル)の実践と詳価、(3)タブレット端末上に提示されたeラーニングコンテンツによる学習の爽験的検討、以上の3つのトピックの研究がそれぞれ進展している。
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今後の研究の推進方策 |
研究計画の変更は特にない。来年度も、3つの研究トピックについて進め、会わせて、それぞれのトピックの拡張を考えている。
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